【節約】移動は夜出発、朝到着で宿代を浮かす

red moon

長期旅行中はどうしても長時間移動が避けられません。飛行機の場合もあれば、バスや電車に長時間乗って移動する場合もあります。

特に節約派のバックパッカーは主にバスや電車での長時間移動が多いでしょう。バスに12時間とか、電車に20時間なんて場合もあります。
そんな長時間移動時は、できれば翌日の午前に着く便で出発すると良いでしょう。ただ、これは良い面と悪い面があり、実施する際は注意が必要です。

目次

長時間移動は夜に出発すると良い理由

illuminated night city with traffic on street

✔宿泊代が浮く

“長期両行者あるある”で、長時間移動の際によくやる節約方法が、夜出発するという方法です。

正確には夜でも夕方でも昼出発でも何でも良いのですが、
長時間移動の際は、次の日の朝方(午前中)に到着するというのが理想です

people in the bus

理由としては、純粋に1泊分のお金が浮くからです
長期旅行の場合は、そういう一つ一つの細かい節約の積み重ねが半年で数十万円とかの差になってくるので、非常に大事なのです。

移動と宿泊費が一番お金がかかるので、宿泊費が1泊分浮くというのは旅行者にとても嬉しいことです。ですのでも、もし自分が出発したい日に翌朝到着の便があれば、それを選ぶと良いでしょう

もちろん、無理に翌朝到着の便を選ぶことで出発地にもう一泊延泊することになったら意味がないので、あくまで便があればです。

✔寝ていれば着く

夜出発のもう一つの利点は、寝ていれば着くという点です。

man with earphones riding on bus

もし昼間の出発であれば、夜までバスの中でやることが何もなく、ひたすら景色を眺めていなければいけません

お昼に寝てしまえば今度は逆に夜の時間に寝れなくなるので結局同じです。

しかし、夜出発‐朝到着であれば、出発してから寝ていれば朝にはもう到着しているので車内でやることもなく起きている時間はほぼありません。これは旅行者として非常に嬉しいことです。

朝到着の注意点

full moon during night time

早く着き過ぎに注意

しかし、翌朝到着の便にも注意点はあります。

それは早く着きすぎた場合です

飛行機なら空港にいればいいので、ほぼ問題ないのですが、電車や特にバスの場合は注意です

想定より早く着きすぎて結局泊る

gray asphalt road under cloudy sky

こういう事はたまにあります。到着時刻が朝に遅くなる分にはいいのですが、早く着いてしまうパターンには困ります。

朝の7時着と聞いていたのに4時のまだ暗い時刻に到着してしまい、こんな時間に見知らぬ町で人もいない時刻にうろうろできずしかも眠いので結局、数時間の為にホテルに宿泊せざるおえないなんて事になります

バックパッカー

これ、朝というか夜じゃん!最悪…。

full moon during night time

しかも、大概の宿はチェックアウトが10時以降、チェックインが15時とかなので、朝方だと10時までで1泊分取られてしまうという事になり、逆に損をします。

もちろん、安宿では多少値引き交渉はできますが、それでも無料にはなりづらいです。

見知らぬ町に早く着きすぎて怖い

途上国で早朝に見知らぬ田舎の村に着いてしまった風な写真

young wolf walking in glass zoo enclosure

知ってる町ならまだしも、見知らぬ町に人が殆どいない薄暗い時間に着くというのは非常に怖いです

特に途上国などであれば、なおさらです。
人だけでなく、野良犬などもウロウロしていますし恐怖でしかありません。

誰かと一緒だったらまだいいですが、一人の時は非常に不安で、タクシーを捕まえて宿を探してしまうなんてことになり、結局、逆にお金がかかってしまう事になりかねます

ですので、大都市ならまだいいですが、地方の見知らぬ町の場合は、着く時間を事前に確認しましょう

チェックインまで寒いし暇

早めに目的地に着いてチェックインまで待っている女性

そう。早めにチェックインさせてくれればいいのですが、宿によっては午後までチェックイン不可などあり、そうなるとチェックインできずに荷物を持って待ってないといけないです

しかも寒い地域だったら尚更待ちたくないです。


車内で夜を過ごしたのでシャワーも浴びてないですし、疲れているので、早くチェックインしたいのにできないという問題に直面します。

長距離バスが早めに着いてゲストハウスのチェックインをずっと待っているバックパッカーの男性

早く着いてしかもだった

brown curtain

大都市ならまだいいですが、途上国の見知らぬ町で朝早く着いた時に雨だったら大変です。

white bus in tribal village


雨の中、下がドロドロの土の中を、町や宿まで歩きチェックイン時刻まで待ってないといけません。

昼だったらすぐに宿まで行ってシャワーを浴びれますが、早く着きすぎて早朝やまだ夜が明けていない時間帯だったらチェックインできないので最悪です。

splash of water

結局、そういう時を狙って待ち構えているボッタくりのタクシーに乗り込むしか選択肢がなく、高いお金を払ってその時間でも開いている宿に連れて行ってもらうことになります。

ですので、朝の到着は1泊分を浮かせる非常に良い手段なのですが、着く場所や、時間帯、一緒に行く人がいるか等の条件を事前に調べてからにしましょう