旅行前は海外データローミングをオフにしよう
海外旅行に行ったら、携帯電話のデータローミングをOFFにした方がいい!と聞いたことがあるかもしれません。
多くの旅行者は恐らく知っているので大丈夫ですが、知らなった人は損をする可能性もあるため、ローミングは渡航前にオフにすることを忘れないようにしましょう。
目次
- データローミングとは
- データローミングをオフにしないとどうなる
- データローミングはONでも大丈夫
- あえてローミングをONにする時
データローミングとは
データローミングとは、自身の携帯電話で日本で契約中のインターネット通信を、海外滞在中に現地で提携している通信キャリアと自動で通信を行うことです。
そのため、海外滞在中にデータローミングをオンにしたままでは、SNSアプリの通知やアップデート、チャットやメールの受信などで勝手に通信が行われてしまう恐れがあります。
通信料は通常の契約している通信料金体系ではなく、海外ローミング用の通信料金になる場合が殆どで、日本での通信よりも高額なケースが多いです。
つまり日本に居る時には、ONでもOFFでも心配する必要がありません。海外に滞在する時のみ設定に注意を払う必要があります。
自動ローミングオフにしないとどうなる
しまった
ローミングを海外滞在中にOFFにしていないと、勝手に現地のインターネットと通信を行ってしまい、海外ローミング用の通信費が嵩み短期間でも高額な料金になってしまう恐れもあります。
そのため、海外に行く前に、データローミングの設定を確認してオフにしておきましょう。
場合によっては、気づいたら結構通信料金が取られていたという事になるかもしれません。
ローミングONでも大丈夫
やったぁ
ただし、自身の加入している契約プランに、「海外ローミング〇〇バイトまでOK」といったプランが付いている場合は、現地でそのままデータローミングをした通信を意図的に行っても割高にならなかったり、請求されないこともあります。
また、そもそも日本で契約中のSIMカードを携帯電話に入れていなければ、そもそもローミングできないので関係の無い話です。ですので、海外に滞在中に海外SIMを挿入している人には日本の通信キャリアとデータローミングされる事はありません。
そのほか、通信制限の容量がある契約をしている人が多いと思います。その人は、例えば50Gbまでの契約であれば、50Gbに達した時点でそれ以上は制限がかかってしまう為、勝手に通信されても早く上限に達するだけであって、結局日本にいる時と同じ支払い料金になります。
ですので、なんだかんだ、実はローミングOFFにし忘れてもそこまで大きな問題にならないことも多いでしょう。
ただ、SMS(ショートメール)送信の場合はネット通信料ではなく通話料金として1件100円などの海外特別料金の課金がされる場合が多いので注意が必要です。
とはいえ、現在SMSを積極的に送信するという人はあまりいないと思います。高齢の人などでなければそこまで心配しなくてもいいかもしれません。
あえてローミングONにする
あえてね
自身の契約しているプランに海外ローミング契約が付属されていれば、あえてローミングONにしますが、それ以外でもあえてONする場合があります。
海外で購入した海外SIMカードを挿入している場合です。
海外用のSIMカードに、他の国でも使えるという説明があれば、対象国であればローミングをONにすることで、他国でも使うことができます。そういう場合は、あえてデータローミングをONにします。
海外で購入したSIMカードのホームページで、他にどこの国で使えるかを見てみると良いでしょう。
以下のように通信キャリアのサイト内に対象国があれば、その国に行ってもローミングONにすれば使えるのでお得です。
以上です、結果的に、ローミング問題はそこまで気にしなくていい場合が多いです。
ただ、後で帰国後に請求書を見てびっくりという事もあるので、一応、海外に行くときはOFFにする癖をつけると良いでしょう。ただ、デフォルトではオフになっているため、いじっていなければ携帯電話のローミングは基本的にOFFになっていると思います。