【注意】海外旅行保険が適用されない?海外での運転に注意!

girl in yellow dress covering her face with her hands

海外旅行中に持ち物を盗まれたり、落として壊れたりといった不遇の事態はよく起こりうるので、旅行者は大概、海外旅行保険に加入してから飛び立ちます。

しかし、せっかく準備万端!海外旅行保険に入っていたのに、傷害保険、損害保険適用されないケースがあるので注意しましょう。

出発前 (22) 安く済ませる方法 (25) 持ち物 (41) 注意すること (29) 準備 (56)

目次

海外旅行保険が適用されないケース

以前の記事にも少し載せましたが、被害にあっても海外旅行保険が適用されないケースというのがあります。

例えば大手保険会社の損保ジャパンの免責事例では以下のように書かれています。

保険金をお支払いできない主なケース

故意または重大な過失
戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変、核燃料物質等
ただし、テロ行為(政治的、社会的もしくは宗教・思想的な主義・主張を有する団体・個人またはこれと連帯するものがその主義・主張に関して行う暴力的行動)は除きます。
無資格運転、②酒気を帯びた状態での運転または麻薬、シンナー等により正常な運転ができないおそれがある状態での運転による損害
持ち物の欠陥、または自然の消耗、性質によるさび・変色、機能に支障をきたさない外観の損害
置き忘れまたは紛失
偶然な事故に直接起因しない電気的事故または機械的事故
国等の公権力の行使*

 損保ジャパン:新・海外旅行保険【off!(オフ)】補償内容

いくつか項目がありますが、ここでは代表的な2例をあげます。

無免許運転(免許不携帯)

man handing his driver s license to the police officer

①には、無免許や免許不携帯に起因する場合はだめですよ。とあります。

そんなこと当然ではありますが、実は海外旅行中は当然ではないのです

旅行計画中のAさん

いやいやいや。免許ないのに運転なんてするわけないじゃん!

旅行前、日本にいる時は誰しもがそう思うかもしれません。

しかし海外に行くと、免許なしでバイクに乗れる国は実際、かなりあります。



途上国を訪れるとバイクなどをレンタルして乗る機会は結構ありますが、免許なしでも車両を借りることも運転することもできます

海外での無免許運転



勿論、ルール上はダメです。

しかし、現地の人も免許を持っていないのに運転している人はたくさんいます。なので、旅行者も国際免許を持っていかなくてもバイクは借りられるしレンタルを止められたりはしません

ですので現地に行くと感覚が麻痺して、現地の人のように旅行者が免許なしで運転することが結構頻繁にあります。

それ自体は自己責任なので自由ですが、それによって怪我をしたり、物が壊れたりしても保険の適用がされないという事です

ということで、もし海外に行くのであれば国際運転免許を持っていき、それが使える国でルールを守って運転をしましょう。

 

国際運転免許証を持って行こう ~海外旅行準備~

飲酒運転

②には、飲酒運転が起因する場合はだめですよ。とあります。

group of friends clinking beer bottles
旅行計画中のAさん

いやいやいや。お酒飲んでるのに運転なんてする訳ないじゃん!

日本にいるとそう思うかもしれません。しかし、海外旅行に行くとそうではありません。

①と同じく、飲酒運転が緩く、日常的に行われている国はたくさんあります

もちろん無免許運転同様に、その国でもルール上はダメです。

しかし、行ってみると分かりますが、海外では飲酒運転に寛容な国が多く、それが当たり前かのようになされている国は多いです。

旅行計画中のAさん

いやいやいや。向こうでそれが普通だからと言って旅行者もやるわけないじゃん!

旅行前はそう思うかもしれません。

group of cheerful multiethnic friends clinking beer bottles during event on terrace



しかし、旅行中には気分も全て現地の人と同じようになってしまうことがあります

日本ではしないけど、旅行中はついつい羽を伸ばして、ちょっと酔っぱらってるけど、一緒にいる人もみんな飲酒運転しているし、いっか!となってしまいます。

実際に、海外で働いている日本人の人も、日本では絶対にやらないのに現地では飲酒運転をしたりする人も多いです。

皆がルールを守っていない時に自分だけ守るのは損をしている気分になるからです。
しかも、事実として実際に時間も金銭も損をします。

それによって事故にあっても自己責任ではありますが、怪我をしたり所有物が壊れたり、人に損害を与えても保険の適用にはなりませんよという事です

自制心を

上でもありましたが、旅行前はみんな、自分はそんな事をしない、自分は大丈夫だと思っています

しかし、実際に旅行に行くと、やはり羽を伸ばしてしまいます。

people doing cheers inside building

例えば、同じ宿の仲良くなった人5人とレンタルバイクで繁華街に繰り出し、お酒を飲んで楽しい時間を過ごしたとします。

0時も周り気分も良くなって帰る時に、仲間みんなは酔っぱらってるけどバイクで運転して帰るでしょう。

それでも、あなたは、そんな時にあなただけNOと言えるでしょうか。

おそらく難しいでしょう。

しかしそういう時に限って怪我をしたり、事故に巻き込まれてしまいます

覚えておきましょう。