長期旅行は少なめ荷物で行こう

woman in black full zip jacket

よくバックパッカー等の長期旅行者が海外でとても大きいリュックを背負って歩いているのを見たことがあると思います。
長期なので、その分荷物が増えると思いがちですが、荷物が多いと重くて移動時にすぐに疲れてしまい移動が億劫になります。できればコンパクトな荷物で旅立つのがお勧めです。

目次

  • 荷物は少なめでいい
  • 必要なものは現地で買おう
  • 必要な物は人に貰おう
  • 空港持ち込み可のサイズがベスト
  • 途中で捨ててもいい

バックパッカーは少なめ荷物でいい

smiling woman looking upright standing against yellow wall

✔ 日数に比例して荷物を増やす必要は無い

close up shot of a woman standing on a concrete road

自分の身長の半分以上もあるリュックを背負っているバックパッカーを見たことのある人は多いと思います。

恐らく初めて一人で長期旅行する人は、自分が行くと想定したら、旅程の長さに比例し、荷物が増えていくことでしょう。

しかし実際は、長期旅行であっても少ない荷物で事足ります。

✔ 荷物が増える原因は不安から

woman in red long sleeve shirt holding her clothes

荷物が増える要素は「これ使うかもしれない。」「これあった方が便利」という不確定要素の強い荷物を多く入れていることが大きな理由です。しかし、実際はそんなに多くの荷物はいりません。

もちろん、実際に使う場面に遭遇したら、「ほら、持ってきてよかったでしょ!」と得意気に思いますが、無くても済むことが多いので、快適さを優先した方が良いでしょう。

大きな荷物はたいがい

positive women unpacking luggage in hotel

荷物の容量を占めるのは大概、衣類です

「これ必要かも」という念のための衣類でどんどん荷物が多くなっています。

不安な人A

寒い所に行くかもしれないからダウンジャケット持って行こう

不安な人B

運動するかもしれないから履いている靴以外にも運動靴持って行こう

urban sneakers pair for comfortable training
不安な人B

あ、トレッキングするかもしれないからトレッキングシューズもいれておこう。

不安な人C

服は洗濯できない日もあるかもしれないから1週間分の服を持って行こう。

a woman packing her suitcase

旅行前の準備段階では、不安で上記のように考えがちです。

もしかしたら使うかもしれない服を次々に容れてしまって荷物が重くなっていきます。しかし、実際旅行を始めると、無くても済むことが多いです。

衣類はスペースも取るため、減らすことをお勧めします。逆に衣類を減らすと、荷物のスペースはかなり空くのでだいぶ余裕ができ、小さめのリュックで充分になります。まずは衣類を減らしてみましょう。

便利グッズ、ガジェット系も荷物

silver macbook surrounding black electronic devices

また、衣類以外にもガジェット系の荷物もどんどん増える原因です。

便利グッズや機器類などは、これあったら便利かも!という不安でどんどん旅行前に買いがちです。

不安な人A

宿に洗濯用のバケツ無かったらどうしよう。
よし折り畳みのバケツ買っておこう

不安な人B

森で遭難して水が飲めなったらどうしよう。
よし、人工浄水ろ過器を買っておこう。

不安な人C

充電できない時どうしよう。ソーラーパネル買っておこう!

基本的に無ければ無いでなんとかなるので、大丈夫です。あまりにも神経質であれば持っていってもいいでしょう。それ自体は自由です。

現地で買えばいい

woman in black tank top smiling
woman wearing distressed jeans

とはいえ、持って行かずに実際に必要になったらどうするんだと思うかもしれません。
必要になったら、現地で購入すれば大丈夫です。

旅行者は、準備段階では現地で購入するという選択肢を排除している人が多いです。
また、日本製の方が良いから、日本で買った方が安心だから。現地に売っていないかもしれないから。などと不安にも思うでしょう。

しかし、実際に行くと、大概のものはどの国でも揃います。特に衣類に関しては、どこの国でも揃うでしょう。

考え方次第

smiling woman wearing floral dress pointing with right hand

持っているんだから、わざわ現地で買うより持って行った方がお金が浮く。おそらく多めの荷物を持って行く人は、そういう考え方もあるでしょう。

確かにそういう考え方もありますし、高額であればそれでもいいでしょう。しかし、その分、移動中もずっと重い荷物を持っていないといけないという事を考慮すると、必要な時だけ持つという考え方の方がお得という見方もあります。

使う時以外、お店に重い荷物を持ってもらっているという考え方をすれば、出費に対する考え方も変わります。

また、現地で購入することも旅行の一つの楽しみだという風に捉えることもできますね。

人に貰える

women sitting on bunk bed and smiling

実際に旅行を開始すると分かりますが、旅行者は旅行者同士で物の貸し借りや、譲り合いをします。

このレインコート、もう要らないら使う人にあげるわ

明日帰国するから良かったらこの手袋使ってくれないかい?

このように、物を譲り合ったりする機会があるので、そういう時に貰えれば、そもそも買う必要すらなくなってしまいます。あげる方も荷物が軽くなりますし、貰う方も無料で手に入るので、双方にとって得なのです。

また、自分が使い終わったらそれを次に別の旅行者に譲ったりすると良いでしょう。

お気に入りの服を持っていきたい

woman sitting on yellow padded chair

折角の旅行だからお気に入りの服で持っていきたいから、荷物が増えちゃう

woman in red sleeveless dress with canada flag printed background
hanged dress close up photography

確かに、折角の旅行だから自分がお気に入りの服を持っていきたい!という人もいます。
そういう人は持っていったらいいでしょう。
旅行のテンションにも影響するので、お気に入りの服の方が楽しい人はそれを優先した方がいいでしょう。

しかし、実際はお気に入りの服や高い服は、旅行中に失くなったり、汚れたり、傷んだりしてしまう機会の多いのであまりお勧めはできません。

機内持ち込みサイズが便利

red hiking backpack on grass

服は現地で買わずに日本から持って行った方が、お金が浮くといっても、荷物を減らしてバッグを機内持ち込み可能サイズに収めたほうがお得でしょう。

多くの航空券では、機内お預け荷物は追加で2,000円以上の追加料金を取りますので、毎回預けていたら金額が嵩みます。

荷物が機内に持ち込めるサイズであればお金がかからないので、その方が最終的には費用が浮くかもしれません

機内持ち込みは多くの場合、7kg~10㎏程度が多いです。大きさは大体80cm以内くらいでしょうか。
しかし大きさはあまりちゃんと見ていないので、大体で大丈夫です。バックパックなら押せば小さくなるので。

空港で荷物計測時に大きさや重さがオーバーしそうであれば、中の衣類をその時だけ身に着ければ大丈夫です。例えば、計測する時だけ、リュックにしまってあるパーカーを着て、靴を履き、等すればだいぶ軽くなるでしょう。

途中からでも軽くできる

assorted color plastic trash bins

なんなら不安なら、最初だけ持っていったらいいでしょう。

やっぱりいらないと思えば、途中で捨てたり、人にあげたり、はたまた日本に郵送で送ることもできます。とにかく途中からでも荷物は軽くした方がいいでしょう。荷物は基本的に増えていくから重くなる傾向にあります。途中で買ったり、お土産を買ってしまったりなどで少しづつ増えていきます。