【絶対やって欲しい】海外旅行前に必ずしておくべき金銭セキュリティ対策

woman is screaming

旅行前に、お金やクレジットカード等の金銭を盗まれたり悪用されない為に色々と対策するかと思います。

しかし、気を付けていても被害に遭ってしまうことはあります。

ここでは、被害に遭ってしまっても、損害を最小限度に留めるための事前保護対策をピックアップします

カードの暗証番号を定期的に変えよう

person pressing keys of an atm

海外旅行に持って行くキャッシュカードやクレジットカードの暗証番号は定期的に変えるようにしましょう

特にキャッシュカードは、ATMからお金を卸す際に毎回同じ番号を入力するかと思います。
毎回かなり慎重に周りを見てから番号を押しているから大丈夫だ!と思っているかもしれません。

しかし、盗まれたキャッシュカードからお金を卸されるというケースは実際にあります。
一体いつ見てるんだ!と思ってしまいますが何故かおろされてしまうケースがあるのです。

防犯カメラなのかもしれないですし、使いまわししているのを覚えられてるのかもしれないですし、はたまたスキミングされているかもしれません。

いずれにせよ、暗証番号はカード会社のWebサービスで自分で変更ができるので、毎月変更したり、使った後に変更したりするなど、自身で不安を緩和できるペースで変更するようにしましょう

カード毎に暗証番号を変えましょう

多くの旅行者は複数枚のカードを海外旅行に持っていくことでしょう。

普段は日本でも大体、異なるカードでも同じ暗証番号で利用しているかもしれません。

しかし、海外で丸ごと所持品が盗まれた際に、同じ暗証番号だと一度知られてしまったら全てのカードで悪用されてしまいます。

ですので、旅行前に、持って行くカードの暗証番号はそれぞれ違う番号に設定してから持って行くようにしましょう

クレカの海外ショッピング枠/キャッシング枠の上限を低めに設定しよう

red and white stop sign

クレジットカードやデビットカードには、海外でのショッピングの利用上限額とキャッシングの利用上限額が設定できるようになっており、カード発行時にご自身で選択している額に設定されている筈です。

通常であれば月に50万円~100万円くらいの上限に設定されているかと思います。かなりの額です。



万が一カードが盗まれたり、不正利用された場合に備え、海外での利用金額を事前に自分が使いそうな金額に設定しておくと良いでしょう

あまり使わなそうであれば月に10万円まで等にしておけば、もし不正利用されたとしても10万円までに被害をくい止められます。

1日の引き落とし限度額を設定しよう

woman withdrawing money from ATM

クレジットカードや国際キャッシュカードは、“1日の利用限度額” を設定できる場合があります。

特に国際キャッシュカードであれば、そういった機能を売りにしていることもあり、1日の引き落とし限度額の設定ができることが多いです。

設定しておけば、月の限度額まで最短で利用されず、1日の限度額までしか損害が発生しないので、もし設定できるのであれば、自身最高でもこの位しかおろさないだろうという安全な金額に設定しておきましょう。

例えば、上限を1日に最大2万円などに設定しておけば、被害にあっても損害額を1日2万円に抑えられます。

メールなど利用通知が来るように設定しておこう

You got E-mail

You got a mail

これは絶対にやっておいてもらいたい事です。

多くのクレジットカードやキャッシュカードでは、利用後に通知をしてくれるサービスがある場合がありますが、通知機能があれば是非設定しておきましょう。

なぜなら、利用金額上限を設定していたとしても、自分が気づかなければ、上限に達するまで使われてしまうかもしれないからです。

クレジットカード不正被害に気付いた女性の驚いた反応

例えば、毎日2万円の上限を設定していたとしても、10日間、不正利用に気付かなれば20万円の損害となり、気づいた時には唖然としてしまいます。

しかし、通知設定をしておけば、クレジットカードであれば最短で翌日、デビットカードでは当日に知ることもできかもしれません

そうしたら、すぐにカード会社に電話をしてカード利用を止められるので、被害も最小限におさえられます。

補償されるから大丈夫!と思わないようにしましょう


万が一、不正利用されてもカード会社に補償されるからそこまで気にしなくても大丈夫!と思っていませんか。
補償されるかは最後まで分かりません。

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安心できない理由

  • 補償はあくまで不正が立証された場合のみになります
  • 返金されるまで、申請してから長ければ半年以上かかります
  • ATMからの引き出し被害は対象とならないケースが多い
  • 場合によっては一度日本に帰国しないといけなくなります
  • 旅行を楽しめない


上記のように、そもそも不正が立証され補償が認められる必要があるので、補償がされるかはケースバイケースで最後まで安心できません。

また、申請にはいろいろと手続きが必要だったりしますので、純粋に面倒です。

さらに、被害金額が大きければ一度日本に帰国しないといけなくなることもあるでしょう。

その様な精神状態で旅行が楽しめるでしょうか。毎日「使われた50万円、本当に返ってくるかなぁ」と、お金の不安を考えながら旅行をしても楽しくないことでしょう

ですので、事前に対策しておくのが一番です。

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