長期旅行の前は日本で病院に行っておこう

woman in white long sleeve shirt checking the teeth of woman in black long sleeve shirt

長期旅行に行く前に、いろいろと準備万端!と思っていても実は意外と病院に行くのを忘れてしまっているという人も多いと思います。

勿論、1ヵ月とか2ヵ月くらいの旅行であれば、大した影響がないことでしょう。

しかし、半年とか1年とかの超長期を予定している旅行者であれば、できれば事前に日本で病院に行っておくと安心して旅行できます。

目次

  • 旅行中に病院は行きたくない!
  • 気になる箇所があれば診断してもらいましょう
  • 治療中のものがあれば治しましょう
  • 何もなくても一応診てもらいましょう
  • 必要な薬を大量に貰っておきましょう
  • 歯は治療していきましょう
  • 予防接種を打とう

日本で受診しておく理由~旅行中に病院は行きたくない!

woman don't want to go to hospital

いや、何かあったら旅行中に病院に行けばいいから大丈夫だよ!

と思っている人も多いかもしれません。若しくは、

何なら海外旅行保険入っているから、むしろ海外の病院で診てもらった方が無料だから!

なんて思って安心しいる人もいるかもしれません。

確かに海外旅行保険に加入していれば、何かあった時は病院で無料で受診できるでしょう。

しかし、海外旅行中に病院に行くというのはいい事ではありません。

楽しい旅行中に病院なんて行きたくない

upset ethnic woman screaming in room


いきたくない!

そう、そもそも楽しい旅行期間中はできれば病院なんて行きたくないことでしょう。

行かないで済むなら行かない方が良い筈です。

時間が取られるし、治るのもいつまでかかるのかも不明だったりして旅行スケジュールが乱されます。

場合によっては結局帰国する羽目になるかもしれません

海外での受診は大変

海外では言語も日本語ではないですし、たとえ英語が喋れたとしても、医療の専門用語だったり、症状を説明するのにもなかなかうく伝わらず理解してもらいにくいことでしょう

angry black woman

こちらの意図が伝わったとしても今度は向こうの説明が難しくて何を言っているのか分からないかもしれません。

いずれにせよ、日本で行くよりはかなりスムーズにはいかないことでしょう。

どこの病院に行ったらいいのか、どうやって行ったらいいのか、予約はいるのか、1回で終わるのか、何日かかるのかと言った、不確定要素が多すぎて不安になるかもしれません。

日本の医療技術の方が高い

medical equipment on an operation room

言語などのハードルだけでなく、そもそも多くの国の場合、日本の医療の技術水準の方が遥かに高いことが多いでしょう。

それだけでも日本で受診、施術した方が安心です。

そして仮に施術を受ける国の医療技術自体は高かったとしても、親切、丁寧に診てもらえるとも限りません。

おそらく日本の方が親切にしてくれるお医者さんは多いのではないでしょうか。

気になる箇所があれば旅行前に診断してもらいましょう

woman in blue shirt using macbook

数か月前からなんかここがズキズキするんだよね。

でもたぶん気のせいだから旅行行っちゃおう。

実は最近みぞおち辺りに違和感が…。

まぁ、放っておけば治るでしょう。

なんて強硬突破を考えていないでしょうか。

もし体に不安な箇所や気になる症状があれば事前に日本で受診し、不安を解消してからいきましょう

さもないと、現地で発症したり、現地で気付いて大事になったり、結局日本に緊急帰国しないといけなくなったりするかもしれません。

治療中のものがあれば治してからいきましょう

doctor checking the back of a patient

治療中の症状などがある場合も、帰ってからでいいやと強硬突破せず、治してからいくのが良いでしょう。

重い症状でなくても眼科や耳鼻科、歯医者など何でもです。

現地で症状を説明するより、背景や経過の分かる、かかりつけのお医者さんの方が安心できます。

何もなくても一応診てもらいましょう

長期旅行であれば、人間ドッグまではいかなくても、健康診断のようなもので一度受診してから行くとよいでしょう

person pointing on paper

自分では何も悪いところが無いと思っていたとしても、受診後の数値では異常値や気になる点が見つかり、旅行に行かない方が良い場合もあるかもしれません

そういった情報も知れますし、何もなければそれはそれで安心して旅行に出発できます。

必要な薬を多めに貰っておきましょう

close up photography of pills

自分が普段常用している薬であれば旅行期間分、それ以外でも、例えば腹痛薬や下痢止め、解熱剤、痛み止め等といった予備の薬も医師の先生に伝えれば処方してもらえると思います

それらの薬は海外でも手に入りますが、日本の薬の方が日本人向けに製造されており、飲みなれていて安心だと思いますので、事前に病院を受診して薬を持っていくと良いでしょう。

歯は治療してからいきましょう

歯医者

海外で歯を治療するのは不安という人は多いでしょう。

ちゃんとやってくれるのかな。
・テキトーに削って終わりにしないかな。
・治すの面倒くさくて抜かれてしまったりしないかな。
・衛生的かな。そもそも消毒してるのかな。

など、海外での歯医者はとても不安になります。しかも

また、歯医者に関しては、海外旅行保険が利かないということが結構あります

保険対象外になってるかもしれないので、事前に気になれば日本で治してからいくと良いでしょう

海外で行ったとしても、歯医者は一回で終わらないことが多く、旅行ペースが乱されます。

予防接種を打ちましょう

person getting his blood check

受診したくない人

面倒くさいから、いいや

面倒くさいので予防接種を打たずに世界一周旅行などに出かけてしまう人も多いです。

知らなかった人

え、そんな…予防接種とかそんなこと知らなかった…。どうしよう。

若しくは、知らなかったという人もいて、慌てて海外で打つ人もいます。

楽観的な人

知ってるけど、お金かかるし、いいや。

まぁ、大丈夫っしょ。


また、知っていたけどお金がかかるから打たないという人もいますが、現地で感染症など病気になって入院したり帰国したりするリスクもあるので、できれば日本で必要な最低限の予防接種を済ませておくとよいでしょう

また、国によっては入国に必須だったりする場合もあるので、事前に訪問予定国に必要そうな予防接種を調べておくとよいでしょう

病院の先生も「ここに行くならこれを打っておいた方が良い」などの知識を備えている場合も多いので、病院にいった際に教えてくれるかもしれません。

以上です。病院に事前に行くことで安心して長期の旅行を楽しめるので、楽観的に考えず、長期旅行の前は一度病院で診てもらい、良いコンディションで旅行に行きましょう!