長期旅行はドミトリールームに泊まろう
節約派のバックパッカーにとってはドミトリールームに泊まるのは当たり前かもしれませんが、これから初めての旅行に行く人であれば個室での宿泊を軸に検討しているかもしれません。
しかし、ドミトリールームには料金以外にもメリットが多いため、できるだけ積極的に泊まるようにすると思い出が増えるかもしれません。旅行を有意義にもしますので、是非活用してみることをお勧めします。
目次
- ドミトリールームとは
- 宿泊費以外でドミトリー部屋に泊まるメリット
- 旅行者同士のコミュニケーション
- 良い事も悪い事も思い出
- たまに個室に泊まろう
ドミトリールームとは
いわゆる相部屋です。
ゲストハウスなどで、見ず知らずの複数の男女が同じ部屋に寝泊まりする簡易的な寝床として、長期旅行者に好まれる部屋です。
人数は最小で2人で多ければ10人以上の部屋もあり、まちまちです。
女性専用部屋もあれば、男女混合もありますが、女性専用の場合は少し料金が上がる傾向にあります。
宿泊費以外でドミトリー部屋に泊まるメリット
- 旅行者同士のコミュニケーション
- 良いことも悪いことも思い出
ドミトリー部屋は煩わしくて嫌だという人も結構います。旅行資金に余裕があるから個室に泊って旅を続けるというスタイルの人もたまにおります。
一方、実際は宿泊料金以外にもメリットがあるので、資金はあるけど、あえてドミトリー部屋に泊まって旅行を楽しむという旅行者も結構多いです。
ドミトリー部屋はある意味、旅の醍醐味とも言えます。
旅行者同士のコミュニケーション
旅行仲間ができる
最も容易に想像できるメリットかと思いますが、旅行中に友達ができやすいです。
逆にいうと、ドミトリー部屋に泊まらないとなかなか旅の友達ができづらいです。共有スペースなどで積極的に話しかけないかぎりは難しいでしょう。
ドミトリーは、自然と話す機会も増えるため、コミュニケーションが生まれやすい傾向にあります。その後に暫く一緒に旅行を続けるくらい仲良くなる人もできますし、帰国後に双方の国に行き来するような仲になる友達もできます。
また、恋人同士になるという人もいます。
もちろん、同じ部屋だからといって話さなくてもいいですし、仲良くなる必要もありません。全て自由にできます。
旅行情報の交換ができる
ゲストハウスでは、各々が持っている旅行情報の交換が頻繁に行われます。これから自分が行く場所に行ってきた人や、自分が行った場所に行く人など、様々な人がいるため非常に有意義な情交換報の場となります。
「あそこに行ったら○○というゲストハウスに泊まった方がいいよ。とても綺麗だった」
「あそこにいったら絶対〇〇食べた方がいいよ」「あそこは今通行止めだからこっちから行った方が早いよ」
など様々な情報が得られます。
旅行者同士の直近の生の情報のため、ネットや本の情報よりもリアリティがありとても参考になります。是非、同じゲストハウスの人や、同部屋の人などと積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
物品のあげ貰いができる
情報交換と一緒で、同じ宿の人と物品をあげたり貰ったりができます。
旅行者が要らなくなった物を貰い、自分が不要になった物をあげることでお互いに買わなくて良いのでお得に旅ができます。
是非、不要なものがあるか、または自分の不用品が要るかなど、聞いてみると良いでしょう。
良い事も悪い事も思い出
想像の通り、ドミトリー部屋に宿泊することは、料金が安い分、デメリットもたくさんあります。
嫌な事もたくさん起こり得るでしょう。長期旅行は、良い事ばかりではありませんのでセットという捉え方もできます。
しかし、旅行において一番面白くないのは、何も起こらないことでしょう。
ドミトリー部屋に泊まり、他の人と交流すると、嫌な事も起こりますし、楽しいことも起こります。旅仲間ができて一緒に食事や観光をしたり、朝までゲストハウス内で話し込んだり、など沢山の思い出ができることでしょう。
しかし、デメリットを気にして個室ばかりに泊っていると、悪い事も良い事も何も殆ど起きずに平凡に時間が過ぎていくことになるかもしれません。
嫌なことも、その時は嫌ですが、後で考える思い出になったり教訓になったりします。
デメリットにだけ捉われず、是非浮き沈みのある旅行をする為にもドミトリー部屋を活用し、人と積極的にコミュニケーションを取ってみるのも良いでしょう。
たまに個室に泊まろう
とはいえ、たまにドミトリー部屋ばかりに泊っていると、羽も伸ばせずストレスが溜まっていく人もいると思います。
そういう人は、自分でルールを決め、たまに個室に泊まりリラックスする時間を持つと良いでしょう。
個室であれば、朝でも夜でも時間を気にせず寝置きできますし、荷物に神経を配る事もないでしょう。
また、人目もないので自由にスペースを使えます。