【お得!】他国でも使える!海外SIMはローミングをONにしよう
よく海外旅行に行く際は携帯電話のローミング機能を”OFF”にするのを忘れないように!と言われることはあると思います。確かにそうなのですが、それは日本で契約している通信キャリアのSIMカードが入ってる場合の話です。
海外で購入したプリペイドSIMならローミングをONにすることで、他の国でも使用可能な場合もありお得に使うことができます。
海外データローミングとは
海外データローミングとは、海外に滞在中、現地の通信事業者のネットワークを利用して、日本で契約しているの通信キャリアの通信設備と接続し、データ通信を行うことです。
つまり、日本で契約しているSIMカードの入ったままのスマホを海外に持って行っても、現地の通信を利用し、そのままインターネットが使えるという事です。
しかし、使えるは使えても、多くの場合、契約プランとは別の通信費扱いになり、高額な通信費がかかってしまう事が多いので、”OFF”にするようにと言われています。
しかし、これは日本のSIMカードを入れたまま海外に機種を持っていった場合の話であって、海外で購入したSIMカードの場合は、ローミングをONにした方が良いケースもあります。
海外SIMのローミングをONにして他の国でも使う
海外で購入したプリペイド式のSIMカードであれば、海外ローミングをONにしたところで、払った金額以上の通信費が取られる事もないですし、むしろあえてONにして他の国に移動しても使えるケースがあります。
例えば、マレーシアに行き、現地でCelcomという30日通信制限の無いSIMカードを現地通貨35RMで購入したとします。
しかし、最安のプランとは言え、現地には5日間しかおらず、残り25日間も使えるにも関わらずシンガポールに移動しなくてはならなかったとします。
その場合、SIMカードのHPにアクセスし、ローミング対象国を参照してシンガポールが含まれていれば、シンガポールでローミングをONにすれば引き続き使えるということです。
つまり、シンガポールに行っても、わざわざシンガポールのSIMカードを現地でまた購入する必要が無いという事になります。
ですので、海外旅行で現地でSIMを購入した際は、他の国でもデータローミングできるSIMなのか確認すると、わざわざ移動先の別の国でも購入せずに、お金が浮くかもしれません。
日本に帰国してからでも海外SIMを使える
長期で海外旅行に行く人は、日本で契約している通信キャリアの契約を解除してから海外に行く、若しくは旅行中に契約期間が終了してしまうという人も多いことでしょう。
そういった場合、日本に帰国した直後は携帯電話がwi-fi接続以外では使えない事になります。
しかし、ここでも、海外で購入したSIMカードのローミング機能を使えば、日本でも暫くインターネット通信ができるかもしれません。
海外で購入したSIMカードのHPにアクセスし、日本がローミング対象国に含まれているか見てみましょう。
上記のマレーシアのCelcom社のSIMカードであれば、日本もローミング通信ができる対象に含まれていたので、購入したSIMの期間がまだ残っていれば、暫く日本でもインターネットや電話などができそうです。
こういった様に、海外から日本に帰国する場合は、SIMカードの海外ローミング機能をうまく活用し、お得というか損をせずに旅行をすると良いでしょう。
まとめ
- 海外旅行では日本で契約しているSIMカードが入っている場合はローミングをOFFにする
- プリペイド式のSIMは、ローミングONにしても購入時に支払った金額以上のお金がかかることはない
- 海外で購入したSIMカードはローミングをONにすることで、他国でも使用できる可能性がある
- 日本に帰国後も海外で購入したSIMのローミングをONにして残通信をしばらく利用できる可能性がある