短期旅行でもWi-fiは持っていかずにSIMカードにしよう

海外旅行には、長期であれ短期であれ、wi-fiルータを持っていくよりも、SIMカードがおすすめです。

日本ではSIMロック解除がなされてそこまで年数が経っていないことから、SIMと聞くと、割と小難しいイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかしセットしてしまえば、SIMカードの方が遥かに利便性が高く、通信費用も抑えられるかと思いますので旅行でも是非SIMカードを選択してほしいです。

SIMカードについて

お使いのスマートフォンにはそれぞれ固有のSIMカードという小さな端子が入っているかと思います。

携帯電話はこの個別のSIMカードにもとづいて電話番号が振られ、契約した通信会社のインターネットや電話回線を利用しています。

かつては日本の携帯電話はドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアで契約した携帯電話はSIMカードの交換機能がロックされており、他の通信会社のSIMカードを入れて使うことが殆どできませんでした。

しかし日本でも、2021年にSIMロック解除が原則解放され、今ではSIMカードを変えるだけで色んな通信会社のインターネット通信を使えるようになりました。

ですので、海外旅行で海外に行ってもその国で使われている通信会社のSIMカードを自分の携帯電話にセットするだけで、インターネットを日本にいるときと同じように使用できます。

SIMロック解除前までは、Wi-fiルータを空港などでレンタルして持っていって通信する旅行者も結構おりました。

その名残で今でもその様な旅行者も多いですが、Wi-fiルータを持っていくメリットはそんなに無いので今後はSIMカードを積極的に利用することをお勧めします。

SIMカードの方が良い理由

SIMカードの方が安い

プランにもよりますが、純粋にSIMカードの方が購入金額が安いですし、その国のSIMカードを自分の旅程に合わせて購入すればかなり安く抑えられるかと思います。

1. SIMといういうと、日本で契約している月々数千円くらいの金額をイメージしている人が多い

しかし、実際は、現地のSIMカードは、

10日間で使い放題600円！

だったり、

1日1GBまで30日間1200円！、

5日間で300円！

など様々なプランがあり、10日くらいしかその国にいないのであれば、10日前後のSIMカードを購入すればいいのです。

しかも現地の物価と連動しているので、自分が利用する通信料と旅行期間を考慮すれば月数百円～千円程度しかかからなかったりします。

物価と連動しているので、途上国であればあるほど安いです。

SIMは基本的には歩いている時に交通機関を調べたりなど、ちょっとした検索に使うので、旅行中は200mb/日などのプランでも充分だったりします。

そうすると本当に数百円程度のSIMを入れておくだけで事が足ります。

ルーターを持ち歩かなくていい

SIMカードの良い点は、wi-fiルータと違い、持ち歩くストレスが無くインターネット通信を利用できることです。

Wi-fiルーターはレンタルしたら、旅行期間中にずっと持ち歩いて、使うときにセットして、ホテルに戻ったら充電して～

といった一連の行動がストレスですが、SIMカードであれば、携帯電話に入れてセットしてしまえば、もう何もする必要がありません。日本で使っている時の様に使えます。

失くしてもいい

SIMカードの良い側面は、Wi-fiルータと違い、失くしてしまっても「まぁいいや！」と思えることです。

現地の電話番号が割り振られる

Wi-fiルーターですと、インターネットはできますが、電話はできません。

しかしSIMカードであれば、固有の現地の電話番号も貰えますので、電話をすることができます。

旅行中に電話があるとかなり便利です。

例えば、現地でツアーに参加したりバスを予約する時に

などと言われる事があります。

もし電話番号が無いと、最悪、道に迷ったり集合時間に遅れたりする時に連絡がつかず、参加できなくなってしまいます。

しかしSIMカードがあれば、その際に電話番号を伝えることができ、通話ができます。

ですのでやはり、電話という観点でもSIMカードは持っておいて損はありません。

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