海外旅行保険で一番使われるのは、携行品損害保険
海外旅行中に非常に便利で、長期旅行であれば誰もが加入していくであろう、海外旅行保険。
加入目的としては、病気やケガなどの高額の補償や死亡などの”万が一のため”という意味合いが大きいですが、実際に一番使われるのは携行品損害になるかと思います。
目次
- 一番使うのは携行品損害保険
- 一番対象となりやすのは、”携帯電話”
- 携帯電話の被害が多い理由
一番使うのは携行品損害保険
海外旅行に行く際は、短期であっても念のため海外旅行保険に加入していくかと思います。しかし短期であればお守りみたいな感覚なので、実際にあまり使う機会は無いことが多いです。
しかし、バックパッカーの様な長期旅行であれば50%に近いくらいので確率で海外旅行保険を実際に請求する機会が訪れるでしょう。
多くの旅行者が一番使うの保険は、おそらく、通院と携行品損害補償かと思います。
金額でいうと、通院やケガなどの補償の方が大きいでしょうが、請求頻数でいうと損害品が一番多く利用されることでしょう。
携行品損害の対象となるケースとは、大手保険会社の損保ジャパンの事例では以下の様に記してあります。
持ち物が盗まれたり、壊れたりした場合補償されますとあります。
これが旅行者が一番利用する保険になります。
長期で旅行をしていると、気を付けていても、盗まれたり、はたまた落として壊してしまったりというケースが往々にしてあります。
そういう時に海外保険に入っていれば安心です。
一番対象となりやすのは、”携帯電話“
海外保険の携行品損害の対象として、一番請求されやすい携行品は、おそらく携帯電話(スマートフォン)になるでしょう。
スマートフォンが対象になりやすい理由
- 常に持ち歩いているから
- 旅行者は新しい機種を持っている傾向にあるから
- 写真を撮る時に使うから
常に持ち歩いているから
今の時代であれば、現地でも携帯電話を使って調べものをしたり、写真を撮ったり、音楽を聴いたりなど、携行するのは当たり前というよりむしろ必需品で、旅行中であれば常に携帯電話を持っています。
その分、被害に遭う機会が多いので、スマートフォンは多くの旅行者が携行品損害を請求する対象となり得ます。
食事中にテーブルの上に置いていたり、バスの中でポケットに入れていたり、携帯電話の地図を見ながら道を歩いていたり等など、露出する機会が多い分、盗まれたり、失くしたり、落として壊したりするリスクは当然高くなってしまいます。
そのためスマートフォンが損害を被る確率が高いのは当然といえば当然です。
旅行者は新しい機種を持っている傾向にあるから
海外旅行に行くと気づくと思いますが、日本人旅行者は最新機種の携帯電話を持っている人が多いです。
しかし、海外では携帯電話は今ではかなり普及してきたといっても、最新機種というのは持っている人はかなり少ないです。
それが例え先進国だとしても、治安が悪く盗難発生の多い国が多いので、最新機種を持っている日本人などの旅行者が狙われやすいため、やはり携帯電話というのは被害に遭いやすいです。
そういった点でもやはり携帯電話が保険の請求対象となる機会が増える一因です。
特にIphoenなどは、海外の人はコピー品を安く買うくらいなので、本物を持っている旅行者は狙われやすく、盗んだ後に闇業者に転売されたりします。
ちなみに、彼らは盗んだあとは、闇業者に持っていって転売したりするので、一度盗難にあったら警察に行っても見つからないと思った方が良いでしょう。
逆にいうと、現地の人が知っている、そういう闇マーケットに当たれば見つかるかもしれません。
そこでもし見つかれば、バカバカしいですが、お金を払えば取り戻すことができるかもしれません。
写真を撮る時に使うから
ひと昔前であれば、旅行中はカメラを持って行って写真を撮ったりしていましたが、現在はスマートフォン搭載のカメラが高性能、高機能になっており、カメラを持って行かずにスマホで写真を撮る人が殆どです。
そして旅行中は特に、普段より写真を撮る機会が多いことでしょう。
そうすると当然、やはり被害に遭う可能性が高まります。
スリリングな場所で自撮りしたり、川や滝などの水辺で写真を撮ったり、アトラクション中に動画を撮影したりするでしょう。
そうすると、落としてしまって壊したり、水中に水没させてしまったりといった機会が多くなってしまうので、旅行者の「携帯電話壊れた」はあるあるなのです。
以上の理由を踏まえ、損害保険にはお世話になる可能性が高いので、海外旅行の前にはきちんと、海外旅行保険に加入するのを忘れないようにしましょう。