鍵を持って行こう ~旅行中の鍵の使い方~
海外旅行に持って行く持ち物の中でも忘れてはいけな物の一つが鍵を掛ける錠です。
旅行中は自分で持っていった鍵を使用する機会が多いです。
現地でも買えますが、空港から既に活躍するのでできれば、日本から持っていきましょう。
持っていく鍵
鍵というよりは、正確には錠ですが、海外旅行に持って行った方が良い錠は大きく分けてこの2つです。
- 南京錠
- ワイヤーロック
南京錠
南京錠はダイヤル式が便利
旅行者にとって、南京錠は必須アイテムです。
ダイヤル式だと鍵を失くす心配がないので、できればダイヤル式の錠を持っていくと良いでしょう。
できれば、100円ショップではなくサムソナイトなどの頑丈な南京錠が望ましい
100円ショップで売られている錠でも良いのですが、100円ショップ等で購入した安価な錠は、指を通して引っ張ると簡単に壊れます。
ですので、できれば100円ショップのと並行してサムソナイトなどの頑丈な鍵も持っていくと良いでしょう。Amazonでも700円近辺で売られております。
フックにゆとりのある長さの錠もあると便利
他にも、錠を通したい穴と穴が離れていたりする時もあるので、フックが少し長めの南京錠が1つあると便利です。
ワイヤーロック
伸縮式のワイヤーロックがあると重宝します。
ワイヤーが長いタイプのワイヤーロックがあると、荷物を縛り付けられるので、ずっと荷物を見張っていなくても済むため、安心できます。
空港や駅など、置いた自分の荷物をずっと見張っていないといけないのは、非常に疲れます。
ワイヤーロックで椅子などと縛りつけておくと、安心してくつろげます。
「リュックの紐を切られたら意味ないじゃないか!」と思うかもしれませんが、バッグに付けたサムソナイト等の南京錠のフックにワイヤーロックを通せば大丈夫です。
また、ワイヤーで縛っているバッグと縛っていないバッグであれば、わざわざ縛ってある方を狙わないという心理的な盗難回避率の向上にも繋がるので、たとえ紐の部分であっても縛っておくだけでかなり効果はあります。
鍵を利用するシーン
初めて海外にバックパッカー旅行に行く人は、錠なんてどういうシーンで利用するの?と思うでしょうが、利用機会は意外と多いです。
・南京錠の利用シーン
・ワイヤーロックの利用シーン
南京錠の利用シーン
利用シーン例
・宿にある貴重品ロッカーに鍵をする時
・部屋に鍵をする時
・バッグに鍵をかける時
宿にある貴重品ロッカーに鍵をする時
宿泊する宿には大体、貴重品を入れておくロッカーがある事が多いですが、その時に自分で持っていった南京錠でロックをします。
この時の鍵が100円ショップのだと不安なので、やはり頑強なロックを一つは持っていきましょう。
部屋の扉に鍵をする時
個室などに宿泊する際、安宿ですと宿の人などに合鍵で簡単に侵入されてしまう可能性があるので、外出する時には自分の鍵で部屋のロックをし、寝るとき等は内鍵に自分の鍵でロックをします。
バッグに鍵をかけるとき
市販のバックパックは、鍵が付いておりませんので、自分で持っていった南京錠でファスナー同士を繋げてロックをし、バッグのチャックを開けられないようにします。
ワイヤーロックの利用シーン
利用シーン例
- 空港や駅で荷物を置いて長時間待つ時
- 宿のドミトリー部屋でベッドの脚にくくりつけておくとき
- 列車の中で寝るとき
- 貴重品だけを持ってちょっとトイレ等に行きたい時
空港での待ち時間は長いので、荷物をワイヤーロックで椅子などに固定して盗まれないようにしてくつろぎます。
ドミトリー部屋の様な知らない人同士で同じ部屋に宿泊する際は、ベッドの手すり等にバッグパックを縛り付けておきます。
寝台列車など、長距離移動の列車などでは寝るときにバッグを器具に縛り付けておけば少し安心して眠れます。
空港や施設などで、ちょっと荷物を置いて短時間だけトイレなどに行きたいときに、重い荷物を近くの固定物に縛り付けておきます。
ダイヤル式の注意点
覚えておこう
注意点は一つだけ、ずばり、鍵のナンバーを盗み見られること。
どんなに頑強なロックであっても、ダイヤル式の場合、番号が覚えられてしまっては意味が無いです。
自分が鍵を外す時に同じドミトリー部屋の人や、宿の従業員が鍵の番号を見ていないか注意しましょう。
人の南京錠の番号を盗み見るのは意外と簡単
暗証番号は780か
実は、暗証番号式の錠のナンバーを見るのは非常に簡単です。
手慣れた人は、簡単にやってしまいます。
次のような時に注意しましょう
- 鍵を外した時 外してポンっ!に注意
- 不意を突かれたとき
鍵を外した時
鍵を外した時は、ナンバーを覚える絶好の機会です。
なぜなら、多くの人は、鍵をする時は非常に注意をします、一方、鍵を外した時は無防備でいることが多いです。
外してポンッ! はやめましょう。
ドミトリー部屋でバッグに付けた南京錠を外してバッグの中身を整理する時に、そのまま南京錠をベッドの上にポンっ!ってしてしまいがちです。
これは、ついつい多くの人がよくする行動です。空港など外にいる時もそうです。
ポンっ!てされた鍵には外したままの番号がそのままになっています。
外してポンっ!はやめましょう。外したらダイヤルを回してナンバーを見られていいようにしましょう。
不意を突かれたとき
えっ?
鍵を外したばかりの時に声をかけられたら要注意です。
たとえば、個室で宿の人がコンコンとノックしてきて「ハロー、ちょっと良いですか?」と聞かれたら当然、内鍵の南京錠を開けるかと思います。
そして扉を開けて宿の人と会話をすると思います。
「ねぇ、そういえば、あなたあと2泊するって言ってたっけ?それとも3泊?」
等とたわいもない会話をしかけてきます。
この時に気を取られ、こちらも会話に応じてしまうかと思います。「そうね。あと2泊する予定よ」。
この時、外したばかりのダイヤル式南京錠を手に持っていますよね。
その時にナンバーを見られていると思いましょう。
対策としては、鍵は外したらダイヤルをいじってから扉をあけましょう。もしくは、ポケットなどに入れるなど隠してから会話をしましょう。もし見られたかもしれないと思ったら番号を変えて使いましょう。