旅行者は決済カードの利用通知が来るようにしよう
海外旅行では、決済カードの被害に遭ってしまったりすることがありますが、万が一、被害にあってもすぐに被害に遭った事に気づき、すぐに対処するということが大事です。
ここではそのための一部の方法を説明します。
旅行中にカードを不正利用されることがある
何でこんなにお金が減ってるの!
海外旅行では、クレジットカードや、キャッシュカード、デビットカードといった決済カードを持っていくかと思いますが、これらのカードは盗難にあったり、落としたり、置き忘れたりなどすると拾得者に不正に利用されてしまう恐れがあります。
また、残念ながら多くの国ではその被害に遭う可能性が日本国内よりも高いでしょう。
こちらの記事で紹介しました、カードに取引制限、上限設定をしておくという防ぎ方もあります。
決済カード自体に制限をかけておくという方法とは別に、被害に遭った際に通知が来るようにし、被害をすぐに気づくようにすることも大事です。
利用後に通知が来るように設定しよう
注意をしていても、カードを紛失してしまったり、気づかないうちに盗まれてしまったり等して、知らぬ間に不正に利用されてしまうかもしれません。
そういった場合に被害を最小限度に抑えるために、クレジットカードや、キャッシュカード等を利用した際に、メール等の通知が送られてくるように設定しておきましょう。
大概の決済カードは、会員サイトにログインすると “利用通知設定” という項目があり、そこから設定することができます。
多くの場合、クレジットカードであれば1日後、キャッシュカードであれば即時で利用が通知送られてくることが多いです。
自身が旅行に持っていく全てのカードにおいて、こういった通知設定があれば必ず設定しましょう。
不正被害は早く気づくことが大事
不正利用は、多くの場合、事後に気づきます。これは被害の特性上、しようがないことです。
やられた…
しかし、1秒でも早く気づければ、それに迅速に対処することができます。
ですので、メール通知を設定しておかず、1ヵ月後に口座を見た時に大金が無くなっていたり、利用明細を見たら身に覚えなの無い多額の買い物をされてしまっていたりなど、被害が大きくなってから気づくと損害も深刻です。
通知設定をしておけば、インターネットが通じる場所にいれば被害の1日後など、早めに気づくことができ、その分、早めに対処することができるので、被害損額が少なくすみます。
そうすると、旅行中に無理に帰国する必要もなくなり、そのまま旅行を続けられることができるでしょう。
手元にカードがあるが故に気づくのが遅れるケース
ここにあるよ
そもそもカードが無くなったら、さすがに自分で気づくんで大丈夫です!
手元にカードあるので、まだ大丈夫です
そう思っているかもしれません。
しかし、クレジットカードの不正利用は、カードがなくてもされてしまいます。
現物がなくてもカードのデータだけ読み取るスキミングという技術や、フィッシング詐欺というインターネットで怪しいサイトをクリックしてしまった時にハッキングされてクレジットカード情報が盗みられたりしているかもしれません。
そうなると、カードが手元にあるが故に警戒を怠り、知らないうちに多額の買い物をされてしまっているという事も起こり得ます。
そのため、やはり被害に早く気づくためには、通知を設定しておくのは必須です。