旅行では配車アプリを活用しよう
個人タクシーを携帯電話のアプリで手配ができるライドシェアと呼ばれる配車サービスは、土地勘や相場観がなく、意思疎通が難しい海外旅行では非常に便利でかつ安全性も高いサービスです。
トラブル回避や面倒を避けたい旅行者はライドシェアを活用しましょう。
目次
- 配車サービスとは
- 海外で使うメリット
- ぼったくられない
- 安全性が高い
- 乗る前に料金が分かる
- 言語が通じなくても使える
- 配車サービスの注意点
- 利用には、現地の電話番号が必要です
- 乗り過ぎ注意!
配車サービスとは
配車サービスとは、日本ではいわゆる、ライドシェアと呼ばれる個人契約の運転手が自分の自家用車を活用して乗客を乗せ、指定の場所まで送り届けるサービスです。
携帯電話の専用アプリで連携して行うため、運転手の顔、運転手の評価、到着予定時間、現在地、想定乗車賃、待ち時間などの情報が分かるため、乗客にとって非常に利便性の高い配車サービスです。
特に海外のような不慣れな場所では非常に利便性が高くありがたいサービスといえます。
ライドシェアで一番有名なのはUber TAXIですが、世界各地域でそれぞれ利用されている配車ービスがあるため、その国で主流な配車アプリを探して使用するのが良いでしょう。
例えば、北米であればUberが人気で、韓国ではカカオタクシー、タイやシンガポールなど東南アジアではGrabという配車サービスが主流です。ドイツではFreeNowというサービスだったり、それぞれ地域ごとに根差しているサービスがあります。
海外で配車サービスを使うメリット
メリット1 ぼったくられない
国や地域にもよりますが、海外では、旅行者が流しのタクシーに乗車すると乗車運賃をぼったくられやすいです。
理由は、現地の相場観や土地を知らないからというのが大きいでしょう。
一度乗車してしまうと、到着時に言われた金額を支払ってしまう人が多いです。
また、乗客が自分の国ではないため、例え運賃が高いと感じても、運転手が強く主張すれば最終的に不安や恐怖で払ってしまうという理由もあるでしょう。
しかし、配車サービスの場合は、大まかな料金が乗車前に分かる為、その分流しのタクシーの正規料金よりも多少高いとはいえ、ぼったくりが起こりづらいので、結果的に流しのタクシーよりも安くなる傾向にあります。
アプリには、運転手情報も載っており、且つ現在どの地点を移動しているのかも分かるため、回り道などの不正もしづらい点が良いです。
メリット2 安全性が高い
利用する一番大きなメリットとして、安全性が高いという点が挙げられます。
やはり旅行者が渡航先で一番気にするのが身の安全ですが、運転手の詳細情報がアプリに載ってしまっているので、何かあったらすぐに犯人として特定できるので、危険な事が起こりづらいです。
運転手の評価が確認できる
もちろん、それでも起こる可能性はありますが、事前に運転手を選べるため、評価の悪い運転手のタクシーには乗らないという選択ができます。
例えば、評価に、「運転が荒かった」、「
言葉遣いが乱暴だった」などがあれば避けるのも一つの手です。
女性のドライバーを選べる
また、ドライバーを選べるため、女性の乗客であれば、女性ドライバーを選べるのは、より安心な選択肢でもあります。
メリット3 乗る前に料金が分かる
乗車前に料金が分かるのは、ぼったくり防止以外にも、出費の調整がしやすいメリットもあります。
事前に料金が分かれば、「やっぱり乗るのやめておこう」「時間かかるけどバスで行こう」等といった選択もできます。
そいういう意味でも予算調整がしやすいというのは、旅行者にとっては大きなメリットになるでしょう。
メリット4 トラブル回避
お互いに言葉が通じなくても乗車して目的まで到着できるため、トラブルが起きづらいです。
言葉が通じずに、流しのタクシー等に乗車してしまうと、自分はこう言ったのに、運転手はこう捉えていたなど、後から認識の祖語でトラブルが起こりやすいですが、配車アプリであれば、最初から目的地、時間、料金が分かるため、自分は○○という場所まで、と言ったつもりなのに、というトラブルが起こりづらいです。
配車サービスの注意点
注意
✔ 大手の主要な配車アプリを選ぼう
ライドシェアにも、やはりトラブルはあります。
特に起こるのは、あるのか無いのか分からない様な会社だったり、個人が作った様なマイナーな配車アプリを使ってしまうと、到着時に値段が上げられた等の被害が発生しているようです。
ダウンロードする際はその国で使われている主要な配車サービスが何なのかを事前に調べて上で選びましょう。
✔ 事前にアプリの評価や口コミを読もう
ダウンロードする際は、ダウンロード数が多く、評価の高いアプリであれば信頼性が高いため、そういった情報を事前に見て、トラブル情報の口コミなどが無いか調べてから使うと良いでしょう。
利用には、現地の電話番号が必要です
あれ?使えない
ここまで利用を推奨してきましたが、とはいえ、現地で実際に使えなければ何の意味もありません。
ライドシェアサービスは、基本的に電話番号が無いと登録できないため、現地のSIMカードを挿入していないと使えないサービスです。事前に現地でも使えるSIMカードを購入なりして設定しておくのを忘れないようにしましょう。
乗り過ぎ注意
とはいえ、推奨はあくまでも、流しのタクシーに乗るよりはライドシェアを選びましょうという事です。
ライドシェアタクシーの乗り過ぎは、出費が嵩むので、乗り過ぎには注意しましょう。
とくに物価の安い国に行くと、タクシーの乗車料金が本当に安いです。
10km乗っても数百円くらいで済んでしまうため、調子に乗って何回もタクシーを活用してしまう人も多いです。
しかし結局その積み重ねで旅行予算を圧迫してしてしまうので、安くても程ほどにし、急いでいなかったり、安全を確保しなくてもいいような場面ではローカルの移動手段を選択するのが良いでしょう。