海外旅行保険は絶対に入った方がよい
目次
- 海外旅行保険は絶対入った方がいい理由
・旅行中に怪我や病気をしたとき
・物を失くしたり盗まれたりしたとき
・他人へ損害賠償が生じたとき
・両親や家族が応援にくるとき
・死亡したとき
・その他 飛行遅延など - 大手会社の海外旅行保険に加入しましょう
お金がかかるから海外保険に加入していない、という長期旅行者はたまにおります。
死亡しても怪我しても全て自己責任だから大丈夫!と思っている人もいますが、自己責任で解決できない問題が旅行中には起こる可能性があるので、やはり長期旅行では海外保険に事前に加入していくことを強くお勧めします。
海外旅行保険は絶対入った方がいい理由
旅行中に怪我や病気をしたとき
長期旅行中に病院にお世話になる機会は意外とあります。
数か月間も旅行をしていると、具合が悪くなってしまったり、体調を崩してしまうことが結構あります。
風邪や腹痛程度であれば、数日経てばなおるかもしれませんが、それ以上の症状になるとやはり病院で診てもらった方が安全です。
一番多いのが点滴入院。
旅行中に具合が悪くなり、数日入院して点滴生活という旅行者は意外といます。
原因は食中毒だったり、蚊などの虫からのちょっとした感染だったり、栄養失調だったり様々です。点滴して数日で体調は回復してまた旅を再開するケースが多いです。
点滴自体は正直かなり安いですが、途上国といえど大きな病院に入院すると流石に数万円等かかってしまったり、場合によってはぼったくりの治療費を請求してきます。そういう時に海外旅行保険に加入していると病院とのやり取りも全て対応してくれるので安心です。
物を失くしたり盗まれたりしたとき
旅行者の保険利用で一番多いのがこれです。
長期で旅行をしていると、気を付けていても物を失くしたり、盗まれたり、壊れてしまったりします。
少額の物であれば失くしてもいいかもしれませんが、例えば、一眼レフカメラの様な高額な物を不可抗力で壊されてしまったりしたら保険に入っていれば帰国後に補償が受けられます。
一番多いのが、スマートフォンです。
小さいので失くしたりしやすく、旅行中に購入する旅行者は多いです。そんな時も帰国後に補償を請求できたりします。
他人へ損害賠償が生じたとき
上で述べたようなものは、最悪自分が被害を被るだけなので、我慢するということもできますが、他人に被害を負わせてしまった場合はそうもいきません。
例えば、レンタルしたバイクや車を運転中に衝突して他人のバイクを壊してしまったり、怪我をさせてしまったりするかもしれません。
また、わざとではなくても、歴史的建造物に傷を付けてしまうかもしれません。
こういう賠償系は頻度は少ないものの、被害者が自分じゃない分、一番怖いので保険に入っておきたいです。
大体、多くの海外旅行保険では最低でも1億円の賠償補償が組み込まれていますので、保険に入っておけば何かあったときには安心できますね。
両親や家族が救援にくるとき
こちらも利用頻度は少ないですが、こういう時も保障の対象になります。
たとえば、自分が海外で怪我をして入院することになり、親が日本から来てくれるとき。
そういう時にサポートに来る親族等の航空券代や滞在費などの負担もしてくれます。
利用頻度としては、かなり低いですが、そういう時も安心なので覚えておきたいですね。
死亡したとき
あまり考えたくないですが、自分が不慮の事故などで死亡したときです。
死亡は自己責任だから死んだらそれ以上どおしようもないよ。と思っている人もいるかもしれません。
しかし、海外で死亡すると高額な費用がかかります。後処理という高額のコストがかかります。
遺体を日本に輸送しなければいけないからです。
しかも遺体の場合は通常の航空券代とは異なり特別な輸送形態をとるので、国によっては、数千万円もするなんていう話もあります。
その金額が残された遺族が負担しなくてはいけません。
そういう事も考慮して、保険には加入し、事前に家族に保険会社の補償内容や連絡先を伝えておきましょう。
その他 飛行遅延など
その他、いろいろな付帯補償もあります。
例えば、飛行機が遅延して予約していた高額ホテルに泊まれなかった場合や、天候でフライトがキャンセルになった場合の全額払い戻しや、荷物が空港に届かない場合の補償なども保険によってはあったりします。
別途航空券の購入の際に追加料金を支払い補償に入っている人もいると思いますが、海外旅行保険で補えればフライトチケット購入時に追加料金を払わないで良いケースもありますので、そいういう時は心強いです。
実際に、機内に預けた荷物が届かなかったりするケースが海外だと割とあります。
事前に補償内容を確認しておきましょう。
大手の保険会社に加入しましょう
海外旅行保険は大小様々な会社がサービスを提供していますが、多少、申込料金は高くなりますが、できれば東京海上日動や三井住友海上、損保ジャパンなど大手の保険会社が提供しているサービスに加入すると安心です。
安いところでも補償自体は問題ないですが、大手だど対応の丁寧度とスピード感が全然違います。
大手の保険に加入するメリット事例
- 24時間電話対応している
- 日本人医師のいる病院や、信頼できるお勧めの最寄り病院を教えてくれる
- 行くだけでいいように病院に事前に根回ししてくれる
- 後払いではなく、支払いをそもそもしなくていい
- 面倒くさい交渉なども全てしてくれる
聞いたことないような代理店経由だったり、片手間に多種多様なサービスに手を出しているような保険サービスでも補償自体は問題ないですが、連絡や事後請求した際の対応が全然異なります。
大手保険会社ですと、電話も24時間対応だったり、病院の支払いまで手配してくれてこちらでは通院だけで済んだりしますし、何より連絡してからのスピード感が全然違います。
電話すると色々丁寧に近くの対応できる病院を探して手配してくれたり、また、後から請求してからもすぐに調査を手配してくれて1ヵ月しないうちに入金を終えることが多いです。
一方、大手じゃないところだと、連絡しても後払い対応だったり、申請してから手続きが全然進まず、入金までになんだかんだ半年を要したりすることが現実にあります。
そうすると、本当に被害にあったお金が戻ってくるのかどうか不安になってしまいます。
大手ですと確かに割高料金ですが、カスタマイズなどで料金を下げるなどして入るなど工夫すると良いでしょう。