長期旅行の前は歯医者に行っておこう
美味しいものを食べるのが旅行の楽しみ
旅行中の楽しみの一つに、現地の名物やローカル料理などを食べるという点がありますが、歯や口の中に問題が起こると、こういった楽しみも半減してしまいます。
食べる為に旅行に行くという、そもそも食べる事が旅行の目的になっている人すらいるでしょう。
痛みを気にしながら食べたり、滲みるを我慢しながら食べると美味しくても煩わしさの方が強くなってしまい、心から楽しめません。
しかし、旅行前に虫歯にや不具合に気づけていれば、旅行前に治すことができ、旅行中も気兼ねなく食事を満喫できます。
歯科治療技術の不安?
日本は全般的に医療技術は高いですし、日本語で詳細に医師とコミュニケーションができるので、できれば海外で治療を受けるよりも日本で受けたい人は多いでしょう。
また、たとえ、技術が高い国でっても、細部にこだわってしっかり診てくれるのかな?など不安もあることでしょう。
治療が面倒くさいからってまだ使える歯を抜いちゃわないかな?
口に入れる道具って衛生的なのかな?
歯削られないかな?
言語の不安で説明、相互理解に難がある
医療技術が高かったとしても、言葉が通じなかったり、専門用語が理解できなかったりでうまく医師とコミュニケーションが取れないかもしれません。
その結果、こちらが伝えたい症状や治療の要望、医師が回答した治療や選択肢などが相互に理解されないまま治療が開始されてしまうかもしれません。
言いたかったことが全然伝わってない…
高いプランにされないかな?
歯を抜くのではなく、いくつか選択肢を提示してほしい…
説明してくれてるんだけど、言葉が難しくてよく分からないのに頷いてしまった
上記の様な技術的な不安、言葉の不安、スケジュールの不安などがあるので、海外で治療を受けるのはできれば避けたいです。
旅程が阻害される
あぁ…
いくら長期旅行とはいえ、通院するとなると、自分の旅程が阻害されてしまい、大きく予定を変更しないといけなくなる要因となります。
みんな次の町に行ってしまったけど、私だけここにあと2週間滞在しないといけない
歯医者の予約が取りづらくて先が見えない、、こんなんなら一度日本に帰国しようかな
あと2回来てくれって言われたけど、来週出国しないといけないんだよね。
どうしよう。ビザも来週で切れるのに。
何度も通わなくてはいけなくなったら、結局、日本に帰国した方がいいなんて事になってしまうこともあるので、できれば旅行中に治療は避けたいところです。
海外旅行保険のオプションで歯科治療を付加する
とはいえ、海外で歯科治療をしないといけなくなるケースに遭遇するかもしれません。
そんな時は、海外保険加入時に、追加料金を払いオプションで歯科治療の付加を選択して申し込みましょう。
多くの海外保険の場合は、緊急歯科治療となっております。
緊急歯科治療とは、要は、以前から(日本出国前から)虫歯だったりした箇所ではなく、保険の効力が発動された後に急遽発生した必要な歯科治療です。
しかも、保険によっては、上記の様に、補償が、かかった金額の半分までだったり、治療開始日から7日間だけだったりと制限付きの為、注意が必要です。
歯を白くしてから行く
長期海外旅行に出発する前は、事前に歯医者さんで歯石などを取ってキレイにクリーニングしてもらってから行くと良いでしょう。
旅行中は、日本にいる時ほど純粋に歯のケアに時間をかけれない以外にも、歯が汚れやすい食事傾向にあります。
海外旅行で徐々に歯が汚れる要因
- コーヒーや紅茶が美味しい国で一日に何度も飲んでしまう
- 物価が安い国だからと1日に何度もコーヒーなどを飲んでしまう
- チャイなど、その土地ならではの飲食物にはまってしまう
- 日本より喫煙マナーの緩い国で喫煙本数が増えてしまう
また、合法の国で大麻を吸っていたら歯が茶色くなってしまうこともあるでしょう。
長期旅行していると、どうしても歯のケアが疎かになり、徐々の汚れていってしまいます。もともと色がついていたら尚更です。
ですので、せめて旅行の出発前に歯科で歯のクリーニングをしてもらい、キレイにしてもらってから行くと多少もつかもしれません。
まとめ
旅行中に歯が痛くなったり、歯科に治療をしにいったりする事に良い事は一つもありませんので、できれば長期旅行の前は一度歯科検診をしてみるのが良いでしょう。