旅行者は31歳になる前に!青年身分証を発行しよう

とっくに学校は卒業しており、30歳になっている人でも31歳になっていなければ、旅行中に学割に似た身分の割引が受けられる青年身分証を発行しておくと良いかもしれません。
発行料には2,200円の料金がかかりますが、国際学生証と大きくは変わらない割引料金にて施設やサービスが使えます。
目次
- 青年身分証とは
- どこで使えるか(持って行くメリット)
- どうやって発行できるか
- その他詳細
- 30歳以上の人は無理です
- 31歳までに申し込めば31歳になっても大丈夫!
青年身分証とは
国際青年証は、IYTCカード(International Youth Travel Card)といってISIC協会という国際非営利団体が発行している、国際的に認められた青年の身分を証明する証明証です。

ISICカード(国際学生証)は海外旅行でも学割が利いて非常に便利な証明書なのですが、学生でないと発行できない一方、こちらの国際青年身分証であれば31歳になる前に申請して発行すれば、国際学生証に近い効力のある証明書を発行することができます。

どこで使えるか(持って行くメリット)

ISICカード保有者は、130以上の国の対象となっている映画館、美術館、書店、公共交通機関、カフェやレストランなど、 学生生活のあらゆる場面で、カードを提示することで、商品やサービス、体験を優待・割引価格で利用できます。
ISICJAPAN
旅行中に各国の博物館や美術館などの施設、電車や飛行機のチケットといった交通手段からレストランなどの飲食店も割引料金にて利用できるお得な制度です。
こちらのページにて対象の施設等を検索することができます。

どうやって発行できるか

ISICジャパンの場合は、オンラインサイトでのみ申し込みが可能となっています。申し込みページにて、IYTCを選択して個人情報を入力し、2,200円をPayPalで支払いが完了すると申請がされ、審査が開始されます。問題がなければ後日バーチャルカードがISICジャパンより発行されます。
PayPalのみの支払いとなりますので、事前にPayPalの登録が必要となります。

その他詳細
- 有効期限 発行から1年間
- ウェブサイト→ isicjapan
- 金額 税込み 2,200円
- 年齢制限 31歳になる前の日まで申請可
- 返金・返品 発行後の解約・返金等不可
対象サービスの検索方法
例えば、ISICのwebサイトで検索するときに、Filterと書かれた絞り込み機能でIYTC(青年身分)を選び検索すると青年身分証で利用できるサービスが表示されます。
デフォルトでは国際学生証の検索結果が設定されているので、”IYTC”に変更するのを忘れないようにしましょう。


31歳以上の人は無理です

残念ながら、IYTCカードは31歳になってしまった人は申請はできません。
31歳までに申し込めば31歳になっても大丈夫!

間に合った!
しかし、31歳になる直前であれば、発行から1年間有効のため、31歳に達してもそこから一年間は旅行中に利用ができます。
国際学生証も青年証も現在はどちらもバーチャルカードとなっているので、一度発行したら持って行くのを忘れたり、失くしたりする心配がないというのも良い点です。
「学生じゃないし年齢も30歳だから」と諦めずに是非、31歳未満の人はIYTCカードの方を事前に発行して持っていくことをお勧めします。