長期旅行は予算の管理に気をつけよう

woman holding black wallet

旅行中は只でさえ、自分が想定している以上に出費が嵩むもので、気をつけていないとどんどん資金が減っていき、予定していた期間や国を訪れることができなかったり、予定していた観光やアトラクションを諦めないといけなくなってしまいます。

楽しむ一方、自制することが旅行ではとても重要です。

目次

  • 気づいたら旅行資金が減っている
  • 「楽しまなきゃ意味ない!」と強引に思考変換
    • 食費に使いすぎ
    • 個室泊り過ぎ
    • タクシー乗り過ぎ
  • 物価の安い国こそ注意
  • 人の誘いに乗らない

気づいたら旅行資金が減っている

young troubled woman using laptop at home

旅行中に気づいたらお金が思っていたよりだいぶ早い速度で減っていたということは、長期旅行者あるあるです。

理由は明白で、使いすぎだからです。

出発前は国ごと、期間ごと、週ごと、日ごとに予算を決めて出発するのですが、いざ旅行を開始すると、思わぬ出費で予定通りにはいかないことは確かなのですが、何とか自制しないと気づいたときには大幅に予算オーバーしてしまいます

みな予算を四苦八苦し、別の場面で浮かせたりして何とか帳尻を合わせようとしながら旅行しますので、使い過ぎた時があってもトータルでカバーできるようコントロールすると、長く旅行が続けられます。

「楽しまなきゃ意味ない!」と強引に思考変換

旅行の途中で箍が外れた人は、「楽しまなきゃ意味ない!」と強引にポジティブに解釈してしまい、散財に走ってしまうパターンの人も多いです。

せっかくの旅行だからもう予算とか気にするのやめた!今を楽しもう♪

確かに旅行中は変にかしこまって、頑なにお財布の紐を結ぶ必要はなく、使う時は気にせず使った方が良いでしょう。
しかし、それができるのは普段からきちんと節約して予算に従って旅行しているからです。

悪い意味で、「楽しまなきゃ損」!と考え、常日ごろから散財するようになると、それに慣れてしまい、もうそれが当たり前になりどんどん悪いスパイラルに嵌り、旅程が一気に短縮して思っていたより短期間で帰国せざをおえなくなります。

食費に使いすぎ

women taking piece of pizza with tomatoes and cheese

最初、旅行し始めたときは、この国では一食150円で、一日500円以内に収めよう等と思っていたのに、気づいたら一食250円ずつ使い、食費で毎日750円を使っていたなんてことになれば、食費だけで1.5倍速で予算が減っていきます。

たまには人と食べたりするのでそんな時に自分だけ「いいよ私は、俺は」なんてする必要はないですが、それ以外の時はなるべく自分で決めた予算を守るよう努力しないとすぐにショートしてしまうので気を付けましょう。

個室泊り過ぎ

woman in gray tank top while stretching her hands up

旅行者あるあるですが、最初はドミトリー部屋に泊っていたけど、途中で一度個室に泊ってしまい、個室の良さに慣れてしまい、個室ばかり泊まるようになるというパターンです。

これは、個室の魔力です。
もともと個室宿泊で予算を組んでいた人であれば良いですが、ドミトリールームで考えて予算を組んでいた人では、たまにリフレッシュで個室に泊ってもドミトリー部屋に戻れるようにしておきましょう。

タクシー乗り過ぎ

contemplative black businessman using smartphone in taxi

tourists riding a red piaggio ape calessino on concrete road

これはタクシーに限らず個人で乗れる乗り物に起こりうる問題です。

個室と一緒で、個人で乗れる乗り物はどうしても快適、一度慣れると自制が効かずに「もういいや!乗っちゃえ」と何度も乗ってしまいがちです

一回や二回、必要な場面だけであればいいのですが、どこでもかしこでもタクシー等に乗ると一気に予算がショートする原因になりますので、注意が必要です。

物価の安い国こそ注意!

africa arid bushes daylight

people riding double decker bus

旅行者は、物価の高いヨーロッパなどでは、節約して予算を守る傾向にありますが、東南アジアやアフリカ、南米など物価の低くなる国に行くと資金のコントロールを怠る傾向にあります

理由は相対的に安いからです。ヨーロッパの1/3の物価だとしたら、予算が一緒なら3倍使える訳ですから、そのマジックで「どうせ安いから」と思い、それが積み重なり資金を使い過ぎてしまいます。

lighted taxi signage

特に東南アジアでは、タクシーなんて数Km乗っても数百円で乗れるので、何回も乗ったり、ご飯も洒落たレストランに入ったって1,000円とかで食べれる訳ですから、贅沢になってしまいます。
   
しかし、予算は国ごとに決めている場合が多いでしょうから、物価が1/3になったら、当然、それに合わせた旅行をしないといけないはずなのですが、羽を伸ばすと物価が安いとはいえ、すぐに資金を圧迫してしまいます。

本来は物価が1/3になったら、利用する額も1/3に減らさないといけません。

人の誘いに乗らない

散財するようになる一番の理由は、人の誘いに乗るからです。

高予算旅行者

ねぇ、〇〇の滝を見学に行きたいから、みんなでタクシーをチャーターして行きましょう!一人たったの4千円で行けるわ!

低予算旅行者

(えー。私一日の予算が2,000円なんだけどな…でも折角だから行くか)
分かった。一緒に行きましょう!


旅行をしていると、同じ宿に泊っている人や他の旅行者と仲良くなって、一緒に回ったり、食事をしたりするようになります。

もちろん、楽しいので、そういう付き合いも大事ですし、たまには良いのですが、そもそも予算は人によって全然異なります。

・1ヵ月しか旅行をしない高予算短期バックパッカー
・1日の予算が1万円の贅沢バックパッカー

みんなそれぞれ予算が異なるので、予算の高い人に毎回合わせる癖がつくと、あっという間に旅行資金が無くなってしまいます
毎回合わせるのではなく、予算が異なるのであれば無理せずに断りましょう

高予算旅行者

ねぇ、〇〇の滝を見学に行きたいから、みんなでタクシーをチャーターして行きましょう!一人たったの4,000円で行けるわ!

低予算旅行者

ごめんなさい!折角さそってくれたけど、私は予算オーバー。
時間はかかるけど、ローカルバスで200円で行けるのでそうする。