海外でお金がおろせなくて困る ‐決済手段は複数用意しよう‐

海外旅行に行く際は、現金、クレジットカード、海外キャッシュカード等が旅行者のメインの決済手段です。実際、旅行者は最低2つは決済手段を持って渡航するかと思います。しかし、それでも決済ができない事態に陥ることがあるので、できるだけ多めの決済手段を用意しておくとよいでしょう。
目次
- 旅行中に決済ができなくて困る
- クレジットカードブランドが対応していない
- 現金がATMでおろせない
- クレジットカードが何故か使えなくなった
- 口座に送金できない
- 決済手段とは
- 渡航前に予め確認を
旅行中に決済ができなくて困る

旅行中には、お金がおろせなくて困ることがたまに生じます。「国際キャッシュカードとクレジットカードの2つを持って行ったから安心だ」と思っていても、両方使えなくなる事態が生じ得ます。主に以下のようなケースが起こり得ます。
- クレジットカードブランドが対応していない
これは割と多いです。お店でそのクレジットカードブランドが使えない時という時です。
ステータス重視でアメックスやダイナースを持っていると、使えない事も多いので流通の多いVISA,Mastercardなど3種類あると何かあった時に困らないでしょう。

- 現金がATMでおろせない

小さな商店や、ローカルバスだったりは現金が多いので現金は常に持っておく必要はありますが、たまにATMで現金がおろせない事態が発生し、困ることがあります。
ATMがそのキャッシュカード、クレジットカードに対応していない時です。
理由が分からず、焦ってしまいがちですが、そういう時は焦らずに数カ所、他の銀行のATMを周ってみましょう。対応しているATMが見つかるはずです。
または、他の国際ブランドカードを持っていたら試してみましょう。JCB、VISA、Mastar cardなど複数のブランドを持っておくのが大事です。また、最悪、全てのカードが使えなくても通貨交換できるように、日本円や米ドルなどの主要な現金を数万円分入れておくのが良いでしょう。
- クレジットカードが何故か使えなくなった
頼りにしていたクレジットカードが使えなくなる時がたまに生じます。
主な原因は、自分が気づかずうちに何か支払いを遅延してしまっていたり、または、海外での限度額や利用制限に引っかかってしまった場合、若しくは、何度か暗証番号を間違えて停止された場合が考えられます。
一度停止されると、再開させるのに時間を要します。そういった場合に備え、いくつかカードを持っておく必要があります。

- キャッシュカードの口座に送金しようとしたらできなかった

国際キャッシュカードと紐づけている口座にお金がなくなりそうだから送金しようとして困ることがあります。
これは、その銀行から送金時に日本で登録した電話番号にSMS認証が送信される場合です。
海外滞在中に日本の番号のSMSが受信できないと認証できない設定になっている場合は、振り込みができなくなるでしょう。
キャッシュカードを頼りにしていた人は、これにより現金が移動できず、おろせなくなります。
海外キャッシング機能のあるクレジットカードを持っておくと便利でしょう。
決済手段

あまり多くの、決済手段を持ち過ぎるのも旅行中は危険なので、以下のような複数手段を組み合わせて、何かあった時に対応できるように備えておくといいでしょう。
- 米ドルか日本円の現金
- VISA、Mastarcard、JCB、UnionPay といった3種類以上のクレジットカードブランド
- 海外キャッシングができるクレジットカード
- 現金がおろせるキャッシュカード
渡航前に予め確認を

結局、複数の決済手段を持っていたとしても、それが現地で使えなければ、持っていくだけ無駄なので、渡航前に状態や設定を確認しましょう。
上記のような確認は、日本に居る時にできるので、渡航前にしっかり把握しておくことで、海外で困るケースを減らせます。