歯科治療は海外保険の対象外!?出発前に完治させよう

woman brushing teeth

多くの人は海外旅行中に現地の歯科に行くことは無いでしょう。しかし、長期旅行者は、その期間ゆえ、虫歯などが痛み出し歯科にいかないといけない事も起こり得ますが、歯科は海外旅行保険の対象外であることが多いです。

目次

  • 歯科治療は旅行保険対象外
  • 一時帰国しない為にも事前に日本で完治させよう

歯科治療は旅行保険対象外?

woman in white long sleeve shirt checking the teeth of woman in black long sleeve shirt

長期旅行中に病院に行く機会は割とあるでしょう。おそらく半年も旅行をすれば一回位は病院に行くかもしれません。
もちろん、風邪などの軽度の症状が多いですが、それで海外旅行保険の使用機会という意味ではお世話にはなります。

しかし、たまに虫歯などで歯医者に行かないといけない旅行者も中にはおりますが、緊急時以外では、歯科治療は残念ながら対象外としている保険プランが多いです。

例えば、こちらは某保険会社の7万円弱くらいで加入できる海外旅行保険90日の通常プランの事例ですが、歯科治療が対象外となっております

一方、三井住友海上保険の90日・15万円位の高額プランの場合は、緊急歯科治療が補償されております。緊急というのは、虫歯などではなく、例えば、何かにぶつかって前歯折れてしまい、緊急で抜歯しないといけないなどの事態です。

このように、高額なプランであれば緊急の歯科治療の支払いがなされる場合もありますが、かなり割高のプランになっていますし、あくまで緊急治療に限定されている事が多いです。

海外の歯科治療費は高い?

doctor

旅行資金に余裕があったり、海外での歯科治療に抵抗がない人であれば、旅行中にそのまま海外で数日間治療に専念して旅行を続けるのもありでしょう。

しかし、海外での歯科は途上国だと治療技術に信用ができなかったり、先進国だと費用が高額になってしまったり、はたまた言語が問題になったり等、ネックなこと多いです。そのため、結局日本に一時帰国するという事になってしまうかもしれません。

保険Times Magagine が過去の留学生の各国の歯科治療費比較したデータですが、日本の保険の効いた治療費と比べるとどこも高いです。

転載:保険Times Magagine 各国の歯科治療費比較
URL:https://hokentimes.com/article/travelhoken/dental-expense/

また、治療料金自体は別に気にしないという人であって、歯科にかかると基本的には1日で治療が終わらない事もあったり、予約が先まで取れなかったり、しばらくその地にいないといけないというデメリットが発生します。

一時帰国しない為にも事前に日本で完治させよう

photo of woman wearing eyeglasses

治療費が高かったり、海外の歯科医に口の中を任せるのが不安だったりし、結局、歯科通院のために一時帰国しないといけなくなる事態を避ける為にも、出発前に歯科に行って検査をし、問題があれば治療を終えてから旅立つようにしましょう。

また、旅行途中で痛みを我慢して旅行を続けるのも、旅行が楽しくなるなく原因になります。放っておくと症状が進行し、もっと治療費も高くなるので、トータルで考えても出国前に治療しておくのがベストです。