バックパックの選び方

持ち物リストのページ>>でも少し記載しましたが、初めて大型バックパックを買う人の選び方を説明します。
目次
・大きさ
・構造
・使い方
大きさ
機内持ち込み可能サイズを選びたい
不安症でたくさん荷物を持って行きたい人や、ミニマリストの様に最低限の物だけ詰めて小荷物で行きたい人など別れると思いますが、できれば機内持ち込み可能なサイズを選んだ方が良いかと思います。
例えば、バックパッカーがよく利用する格安航空会社のAirasiaですと、高さ56cm、幅36cm、10kg以内までというサイズ制限があります。
重さはどの航空会社も大体7Kg~10Kg以内のところが多い印象です。

機内持ち込み可のサイズとは、バックパックで言うと、35~40ℓ位までのサイズです。
とは言っても、中に容れる荷物のサイズでバックの大きさは上下しますので、機内持ち込み前に荷物の量や重さを出し入れして調整しましょう。
機内持ち込みのポイント
・正確に採寸するケースは希。神経質になる必要はないです
・不安なら事前に冬服などの嵩張る服を着てバックパックを軽くしましょう
航空会社にもよるのかもしれませんが、正確に大きさを採寸された事は聞いたことがないです。
一応、カゴに容れてざっくりと大きさや重さを量りますが、ちょっとオーバーしてたらどうとかはないです。
あまりに大きすぎて、見るからにオーバーだよねというバッグでない限りは、厳しくは対処されないかと思います。
バックパックを機内に持ち込むメリット
- 機内預け手数料を払わなくて済む
- 飛行機を降りた時に荷物を待つ煩わしさがない
- 紛失や他便に持っていかれるリスクが無い ← 実は結構多いです

まず、機内持ち込むメリットととして、手数料を払わなくて済むというのは、低予算で旅行をしているバックパッカーにはかなり重要です。
機内に預けると追加で2,000円~3,000円程度の費用がかかるので、できれば自分で座席まで持ち込みたいところ。
次に、飛行機を降りた後はすぐに動き出したいものですが、自分の荷物を20分など待たないといけないのは煩わしいという人は多いと思います。
最後に一番重要ですが、他便に紛れ込んで自分の荷物が違う場所に行ってしまうというケースは海外での格安航空会社ではあるあるです。
もちろん、補償などはされるでしょうが、その間の自分の着替えや持ち物が1週間くらい使えないですし、不慣れな手続きも面倒ですし良いことがありません。機内にもちこめれば安心ですね。
ただ、預けてでも持っていきたい物が沢山あるという人は無理に小さいバックパックを買わずに大きめのを買いましょう。
各人の自由です。
構造
中が分離しているタイプのバックパックを選びましょう。
貴重品が盗まれるリスクを減らすため、中の構造が分離していて、それぞれが繋がっていないのがベスト。
中が繋がっていたとしても南京錠などの鍵を付けて行き来できないようにできる構造が良いですね。
上が開けられてしまっても、中や下にたどり着けないのがベスト

外面には南京錠の鍵を掛けて開けられないようにしましょう

素材は切れたり、擦れたりしても大丈夫な丈夫なバックパックが良いですが、今は主要メーカーのバッグであれば、どれも品質が良いので、これはそこまで気を遣わなくて大丈夫でしょう。
上部がチェック式ではなく、被せる式のバックパックだと便利です。
被せる式のバックパックだと追加で5ℓ分くらいの荷物が増やせます。

使い方
- ウエストベルトを締める
- 肩紐はきつすぎ無い程度に締める
- 女性が男性のを使わない。逆も然り
ウエストベルトを締めないと重さが全て肩に乗ってしまうので、必ずベルトの付いているものにし、移動中は締めることで腰へ重さを分散させます。

男女で造りが異なるので、女性がメンズ、男性がレディースのバックパックを買わないようにしましょう。
男女で体型が異なるため、多くの山岳系バックパックは、ウエストベルトは、女性は腰骨の上のくびれに固定する様に作られてあり、一方、男性のは腰骨に巻いて固定する様に作られています。
ですので、女性が男性のデザインが良いからといって、メンズ商品を買ってしまうと、ベルトの位置が若干異なるため、使いずらくなってしまします。
防犯
最後にレインカバーをしてしまえば、開けるのが面倒くさいので、荷物の窃盗被害に遭いにくいです。
長距離移動時、バスに荷物を預けないといけない時など、レインカバーをしてから渡すと、いたずらされづらいです。
